瞑想系身体動作法(2)そのメリット

二種類の瞑想系身体動作法

一つ前の記事でもお話ししましたように、私の言う瞑想系身体動作法には実は二つ種類がありまして、その中の一つはサムシング・サード(真我)から身体動作を起こすことを目的としたもの、もう一つは潜在意識から身体動作を起こすことを目的としたものです。

簡単に申せば「サムシング・サード(真我)発身体動作法」と「潜在意識発身体動作法」の二種類が、瞑想系身体動作法には含まれているということですね。当ブログではこれまで前者のことにしか触れてきませんでしたので、後者の存在を意外に思われた方も少なくないのではないでしょうか。

両メソッドによってもたらされる身体動作の有りよう

「サムシング・サード(真我)発身体動作法」と「潜在意識発身体動作法」の違いの一つとして次のようなものがあります。前者の実践によってもたらされるのは「想念を用いない身体動作」。それに対して、後者の実践によってもたらされるのは「微細な想念を用いる身体動作」。

こんな話をしますと、「微細な想念を用いる身体動作」はよいとして「想念を用いない身体動作」なんてものがあり得るのか? てなことを思われる向きもあるかも知れません。が、どういうわけかあり得るんですね、これが。

サムシング・サード(真我)とは、全ての想念の出所である心そのものを超えた領域のことです。それに対して潜在意識とは、思考以前の微細な想念の出所である心の深い領域のことです。「サムシング・サード(真我)発身体動作法」と「潜在意識発身体動作法」の実践によってもたらされる身体動作に前述のような違いが生じるのは、そのために他なりません。

ここで動きのキレのことについて触れておきますと、どちらのメソッドを使うことによっても動きにキレを出すことはできるのですが、どちらのメソッドを使ったかによって動きのキレに味わいの違いというものは出てきます。「サムシング・サード(真我)発身体動作法」を使うことによってもたらされる動きのキレは「混じりっけのないキレ」、「潜在意識発身体動作法」を使うことによってもたらされる動きのキレは「しなやかさが加味されたキレ」という風に形容できるものだからです。

両メソッドの実践によって得られるメリット

さて、「サムシング・サード(真我)発身体動作法」を繰り返し実践しておりますと私たちは、どんな状況下にある時でも想念の無い状態(無心状態)を保つことに長けてきます。一方、「潜在意識発身体動作法」を繰り返し実践しておりますと私たちは、どんなことに取り組む時でも、思考よりも創造性と柔軟性に富む微細な想念を働かせることに長けてきます。

それぞれのメリットを比較して優劣をつけることはできませんね。皆さんにはぜひ、前出のメソッドを両方とも自分のものにして、両方のメリットを享受していただきたいと思います。

中島タローでした。