真我という名の眼にしか見えない真実


真我という名の眼&心という名の色メガネ

真我が私たちにとっての無形の眼なら、心はその真我という名の眼にかかった色メガネのようなものだと言えます。ここで、色のついてないメガネじゃなくて色メガネを喩えに使ったのは、真実をそのままに見ることの妨げになるものという意味合いを持たせるためです。

心という名の色メガネが真我という名の眼にかかっている時、私たちは真実をそのままに見ることができません。逆に、心という名の色メガネが真我という名の眼から外れている時つまり真我という名の眼があらわになっている時、私たちは真実をそのままに見ることができます。

そして、私たちにとって心を脇に置くことはそれまで真我という名の眼にかかっていた心という名の色メガネを脇に置くことでもありますので、私たちは心を脇に置いている時真実をそのままに見ることができます。

ついでながら、心を脇に置くための最も効果的な方法の一つは当ブログで公開中の『時間を止める三ステップ』です。まだ実践しておられない方にはぜひ実践してみることをおススメします。それを通して、心を脇に置いた状態がどういうものなのかまず先に体験的に知っておかれますと、ここからの話が飲み込みやすくなるはずです。

心を脇に置くか否かで見え方が変わる世界

さて、私たちが心(という名の色メガネ)を脇に置いている時とそうでない時とでは世界の見え方が全然違うものですが、どちらの世界の見え方が真実に沿ったものなのかは、今の話からすぐにお分かりになると思います。

そう、今の話に照せば、私たちが心(という名の色メガネ)を脇に置いている時の世界の見え方こそが真実に沿ったものであり、そうでない時の世界の見え方は真実に沿ったものではないということになるわけです。

具体的に説明させてもらいますと、私たちが心(という名の色メガネ)を脇に置いている時、私たちに映る世界は私たちの入れ物(私たちを入れている器)として存在していません。もしくは私たちの入れ物としての世界はそこにありません。これは裏を返せば、私たちはその時世界の中のある特定の場所に自分を見ていないということでもあります。

それとは逆に私たちが心(という名の色メガネ)を脇に置いていない時、私たちに映る世界は私たちの入れ物として存在しています。もしくは私たちの入れ物としての世界がそこにあります。これは裏を返せば、私たちはその時世界の中のある特定の場所に自分を見ているということでもあります。

以上の事実から読み取れるのは、本来世界という入れ物の中には居ないはずの私たちが、あたかもその中に居るかのような錯覚を作り出していたのは実は心であったということです。言い換えれば、世界という入れ物の中に居る自分なんてものは本当は私たちの心にしか存在しなかったということに他なりません。

心を脇に置くか否かで見え方が変わる時間

心(という名の色メガネ)を脇に置いている時とそうでない時とで見え方が変わるのは何も世界だけではありません。時間もそうです。私たちが心(という名の色メガネ)を脇に置いている時、私たちは時間の中に居ないのに対して、私たちが心(という名の色メガネ)を脇に置いていない時、私たちは時間の中に居るからです。

この事実から読み取れるのは、本来時間の中には居ないはずの私たちが、あたかもその中に居るかのような錯覚を作り出していたのは実は心であったということです。言い換えれば、時間の中に居る自分なんてものは本当は私たちの心にしか存在しなかったということに他なりません。

心を脇に置くか否かで見え方が変わる悲しみ

心(という名の色メガネ)を脇に置いている時とそうでない時とで見え方が変わるものが世界や時間だけにとどまらないのは言うまでもありません。私たちがその存在を認識できるものなら何でも、それに当てはまるわけですから。

世界とか時間といったものより規模が大幅に小さくなりますが、例えば私たちの心に生じる悲しみとかもそれに当てはまります。ではその悲しみは、私たちが心(という名の色メガネ)を脇に置いている時とそうでない時とでは、どのように見え方が変わるのでしょうか。以下がその答えです。

心(という名の色メガネ)を脇に置いている時、その悲しみは自分とは別のものとして私たちには映ります。それに対して心(という名の色メガネ)を脇に置いていない時、その悲しみは自分が抱えているものとして私たちには映ります。

この事実から読み取れるのは、本来自分が抱えているものではないはずの悲しみが、あたかも自分が抱えているものであるかのような錯覚を作り出していたのは実は心であったということです。言い換えれば、自分が抱えている悲しみなんてものは本当は私たちの心にしか存在しなかったということに他なりません。

今回の話は以上です。

中島タローでした。

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