真我の眼覚めを早めるメインとサブの実践項目

2019-04-05


あの実践項目たち

前回の記事では、「これを実践すれば心を脇に置くことができ、その結果として真我を顕在化させることもまたできる」と言える実践項目を八つ挙げさせていただきました。が、ここではその中から、現実的に見て実践不可能なもの(例のやつね)を外した次の七つをあらためて掲載させていただきます。

前回の記事『真我で見ること=“モノをありのままに見ること”の途方もなさ』をまだお読みでない方は読んでおかれた方が、ここからの話についてきやすいでしょう。

A・今に在ること

B・未来を見ないこと

C・過去を見ないこと

D・いかなるものにも依拠しないこと(いかなる支えも無しにあること)

E・絶対的な無為の中にあること

F・私がその存在を認識しているものと一つになること

G・モノをありのままに見ること

メインの実践項目とサブの実践項目をつくるべし

さて、私たちはこれらの中のどれか一つを実践することで心を脇に置くことができ、その結果として真我を顕在化させることもまたできるというのは事実ではあるのですが、これに関してここで申し添えておきたいのは、だからといって次のように考えていただきたくはないということです。

「だったら私たちは、これらの中のどれか一つだけを実践すればいいんだ。それ以外は無視しても構わないんだ。」

いかがでしょうか。あなたもこんな風に考えておられたのではありませんか。が、こういう考え方というのは理屈としては合っているものの、機械ならぬ生身の人間である私たちにとっては次のように考えることこそがより堅実なのです。

A~Gの中のどれか一つをメインの実践項目とし、それ以外のいくつか(いくつでもOK)をサブまたは補助用の実践項目にする。

補足になりますが、A~Gというのは身体動作に組み込む形ではなくても実践できる、つまり身体動作をしてない時でも実践できるという基本的なことを覚えておいてください。

A~Gの中のどれか一つをメインの実践項目とし、それ以外のいくつかをサブまたは補助用の実践項目にすることで私たちはA~Gの中のどれか一つだけを実践項目とした場合よりもはるかに、心を脇に置くことに長けてきますし、その結果として真我を顕在化させることにもまた長けてきます。さらに言えばその分だけ、心理的な苦からの解放度も高くなるわけです。

メインの実践項目としてオススメはこれ

このように申し上げると、「では、A~Gの中のどれをメインの実践項目にしたらいいのだろう?」と思われる向きもあるかも知れませんね。が、お察しの方はお察しのように、メインの実践項目として私からおススメしたいのはやはりCすなわち「過去を見ないこと」になります(強制ではありませんが)。その理由は、私の見立てではA~Gの中で一番実践しやすいのはCと思われるからです。

このCの実践を身体動作に組み込んだもの、もしくは身体動作の中でCを実践できる形にしたものが「過去断ちの法」に他なりませんが、先ほども触れましたようにこのCというのは、他の実践項目同様、私たちが身体動作をしていない時でも実践することが可能です。

「時間を止める三ステップ」のこと

ところで、当ブログで公開中のメソッドに「時間を止める三ステップ」というのがありますが、実践された方は分かっておられますように、これというのはAすなわち「今に在ること」を超効率的に実践できるようにしたメソッドだと言えます。

その意味では、「時間を止める三ステップ」を実践することはAを実践することと同じということになります。「時間を止める三ステップ」の実践イコールAの実践と見ることもできるんですね。

従ってこの「時間を止める三ステップ」というのは、前出のメインの実践項目およびサブ(補助用)の実践項目のどちらにもなれる資格があることになります。まあこのメソッドの場合、身体動作をしている時には使いにくいという難点はありますけれども。

いずれにしても、このメソッドを実践項目から外したら損であることだけは間違いありません。

それも視野に入れた上で、どれをメインの実践項目にし、どれをサブ(補助用)の実践項目にしたらよいか考えていただければと思います。

最終的にたどり着きたい理想形

なお最後に、ここまでの話にも関わらず最終的には、あらゆる実践項目が落ちても心が脇に置かれたままで居られるようになることこそが理想形だということも付け加えておきましょう。「えっ、じゃあ今までの話は何だったの?」と返されそうですが、逆説的なことに、ここまでお話しした通りにしていただく方がかえって結果的には、その理想形に早くたどり着けるものなのです。

で、「真我が真我自身に気づくという不思議な転回」すなわち悟りが向こうからやって来る可能性が最も高いのは、その理想形においてであると言えます。

今回の話は以上です。

中島タローでした。

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